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福岡アジア美術館でのインドネシアバティック

201272日、福岡インドネシアバティックの美しさが福岡アジア美術館にて注目を集めた。福岡中心部にあるこの美術館では、1979年の設立以来、20世紀の日本の芸術作品や、世界各国の幻の作品を主に、展示を行っている。”インドネシア国民にとって、バティックはインドネシア国の芸術作品の一つであり、このような日本の有名美術館に公開されることは大変誇り高いものである”と、インドネシア貿易振興センター所長ロシアナ クリスティナ フレデリックは話す。 本美術館でのインドネシア作品の出展としては、1999年以来二回目になり、当時、画家アファンディの作品が展示された。 ’Selamat Berbatik’と題されたこのイベントは、2012年6月21~26日の6日間、福岡市福岡アジア美術館にて開催された。当展示会では、インドネシア・バティックと日本の伝統的生地をコラボさせて作り上げられた作品を生み出す、日本有名デザイナー深川芳子氏の作品がクローズアップされた。 “Selamat Berbatik” への来場者数は大変多く、作品に魅せられた女性の来場客の方は、バティックを装着したり、宝飾品、工芸品を手に取る姿などが多くみられた。また期間中、120万円の売り上げにのぼった。 深川氏が使用しているバティック生地は、ジョグジャカルタやプカロガン地方の中小企業であるバティックフェノ、バティックアリナ 社など、幾社が製造しているものであると、ロシアナ所長は話す。このイベント内では深川氏の作品以外にも、福 岡香蘭ファッションデザイン専門学校や、熊本ファッション和洋学 園専門学校の生徒の作品も展示された。 また、この機会では、アウリアジュエリー社の真珠ジュエリー、スンバアート社のバティックやビーズを使用したカバンやポーチ、傘、などジョグジャカルタ地方の中小企業の作品も並んだ。 ロシアナ所長は、当展示会では、バティックのデモストレーションも併行され、来場者はその緻密な工程作業を直接拝見出来、チャンティンの用具を使用して、バティック制作を試す姿も見られた事は、大変興味深いものであったと話す。今回、インドネシア貿易振興センター にご協力を賜ったガルーダインドネシア航空会社、プカロンガン市並びに在京インドネシア大使館による援助のもと、偉大な成功を収めたと言える。 情報源 :インドネシア貿易振興センター
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