2012年7月30日東京 – 日本で最大級のファッションイベントであるジャパンファッションウィーク~インターナショナショナルファッションフェア(JFW-IFF)にインドネシアが2回目の出展を行った。当展示会は、繊研新聞社によって2012年7月18-20日、東京お台場に所在する国際展示会場(ビッグサイト)にて開催された。
今回の展示会では、本国のファッション業界でも有名なデザイナー、職人、団体が出展し、来場者を魅了した。昨年度のブース数は計8ブースであったが、本年度インドネシアブースとしては計19のブース数で構成された。また今回インドネシアブースのアレンジを行ったのは、在京インドネシア共和国大使館並びに、インドネシア貿易振興センター、インドネシア商業省、中小工業企業省である。
出展者数も昨年度の13社から本年度は30社に増え、出展者はMerdi Sihombing, Henky Kawilarang, Lenan Pearl of Silk, La Spina, Aulia Jewellery, Borneo Chic, Leginayba, Galeri Batik Jawa, Jeanny Ang Couture, Martha Ulos, Thomas Sigar, Batik Bogor, Mo En Da, Lucky Wijayanti, Batik Wirakuto, Nuniek Mawardi Boutique, Sofie Design, Dara Baro, Tria Gunawan, Sosro Kusumo Batik, BS House, Niwa Lombok Pearl, Boroko, Jula Huba, Inna La Perle, Gading Haumara, Galeri Tenun Ikat Dayak, Dayang Collection, Savitri Fashion, Sulaman Ambun Suri そして Eni Grage. Sementaraであり、日本アセアンセンターの支援を受け出展を行った、 Nuniek Mawardi Boutique, Sofi Design 並びにDara Baroの計3社連なった。
本展示会のインドネシアブースのテーマは、Diversity of Batik & Woven of Indonesia from Traditional to Contemporerと名付けられ、国内デザイナーがトラディショナルとモダンを融合させて創造した様々なバティックや織物、レディースウェアが披露されたと、インドネシア共和国大使館ジャトミコブリスウィジャクソノ商務部長は話す。具体的には、インディゴのような天然色で色付けで、シルク綿の生地を使用した手描きバティック、バティック製品(バッグ、アクセサリー、既製服)、女性用腰巻用布 (クバヤニョニャ、 バティックプラナカン)、伝統的織物 (ヌサトゥンガラ、カリマンタンなど) 、インディゴバティック製品 (着物帯、ショール、ブレザー、フォーマルガウン、バッグ、アクセサリー、ナチュラルファイバーを使用したバッグが出品された。
JFW IFF展示会自体は、ビジネス対ビジネス形式であり、インドネシアのほかにインド、タイ、香港、中国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、韓国、フィリピンが出展し、ホール内には、アジアサーチングゾーン、カジュアルウェア・アイテムゾーン、アクセサリーゾーン、バッグゾーン、シューズゾーン、レディースウェアゾーン、トレベルゾーンプラザ、クリエーターズヴィレッジ、ブライダルスタイルとOEMゾーンが設けられた。中でもインドは出展数が一番多く、計100社が軒を連ね、その他中国や香港、タイも約20社が出展を行った。
本年度に出展したファッションデザイナーは、日本市場に置けるインドネシアファッションPRを行う上で格好の場であったと話し、 “インドネシアからの出展者にとっても、展示会への出展は、日本の消費者事情、製品情報、トレンド情報、価格事情、デザインなど競争力を高めるための情報を得る良い機会であった”と、ジャトミコ商務部長は語る。
JFW-IFF 2012でのインドネシア出展は好成果を収め、Lenan Pearl of Silk, Jeanny Ang Couture, Galery Batik Jawa, Leginayba またBorneo Chicは、今後に繋がるビジネスを得た。 一方、Thomas Sigar, Dayang Collection, Grage Collection, Sosro Kusumo Batik, Gading Haumaraまた Mo En Daは、小売で成果を上げ、Aulia Jewelleryもビジネスに繋がる案件を得た。その他の出展者も日本以外のバイヤーにも来場頂き、世界のファッション市場につながる道を獲得した出展者もいた。
また当展示会に来場されたバイヤーは、東京のみならず兵庫、大阪、福岡、京都、名古屋、北海道を始め日本各地からのビジネスマンであった。またインドネシアブースは、インドネシアバティックを愛好する日本の方々でも賑わいを見せた。期間中、在京インドネシア大使館ムハッマド ルートフィ大使も訪れ、一社一社の製品を見られ、各社より説明を受けた。
情報源:在京インドネシア共和国大使館よる情報を基に商業省により編集