2012年3月6日から9日に、千葉県幕張メッセにて、通称「フーデックス」の名で知られる「第37回 国際食品・飲料展」が日本能率協会によって開催され、13社のインドネシアの飲食品を扱う企業が出展した。
2012年度フーデックスでは、2,400名の国内外の出展者が、飲食品、機械技術、設備技術を展示し、国内の他の展示会内でも海外からの出展数が最も多い展示会となり、その来場者数は、63ヵ国から1,407社であった。また本年度は、ヨーロッパからは20社、アジア・オセアニアからはインドネシアを含む計16社が出展を行った。
来場者数は、75,000名を超え、卸売業、食品サービス業、製造業などが主なる来場者であり、その他は、小売業、公官、政府団体、協会、自治体、その他ホテル業であった。
今回のインドネシアからの出展は、日本市場におけるインドネシア飲食品のPRとイメージ向上を目的とし、実際、来場者の約15%を占める約7,500の多数のビジネスバイヤーへの格好のPRの場となった。
在京インドネシア大使館によってコーディネートされた「リマークエーブルインドネシア」のパビリオンは、54平米の広さに計6ブース、13社が出展を行った。
昨年度と比較すると、昨年は計4ブース内にて計5社であった出展者数も本年度は増加した。是は在京インドネシア大使館と、インドネシア貿易振興センターとのコラボの結果であったと言える。
また、日本市場への参入に熱心な飲食加工品の各企業の努力にも起因したと言え、このパビリオンの広さは幣国の飲食品のポロモーションを行うにあたっての一つのサポートであった。
計13社の出展者の内のPT. Inti Sari Internasional, PT. Immanuel Perkasa, PT. Blessing Jaya Mandiri, PT. Ragam Jasa Indah, CV. Humamoa, PT. Mayora Indah Tbk dan PT. Citra Deli Kreasi Tamaは、飲食品工業の企業であり、Puratama Godo Kaisha, M&K Laboratories, Sakafuji Co., Ltd., United Gourmet, Rusto Tempeh またDari-K.の各社は、製造業者でもあり、インドネシア製の飲食品の輸入者でもある。
出品された製品は、インスタントヌードルから、ケーキ、キャンディー、インスタント飲料品・ミネラルウォーター、インスタント調味料、ハーブ製品、その他コーヒー豆や生姜、スパイス等など様々であった。
インドネシアパビリオンにて出展されたこれらのインドネシア製品は、イメージPR向上のために、「リマークエーブルインドネシア」のタグラインの背景に、「シドムクティ・バティック」柄のデザインを施し、[a place where tasty culinary is a natural tradition] と題したスローガンを掲げた。
また来場者を誘致するため、デモ料理を行い、インドネシアの飲食品を試飲食される来場者からの反応も素晴らしいものであった。このような試みも、日本市場でのプロモーション向上のために役立ったと言える。
情報源:在京インドネシア大使館の情報の基インドネシア商業省プロモーションセンターにより編集